アルコール関連障害対策基本法関係者会議でのプレゼンテーション

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アルコール健康障害対策基本法委員会 岡﨑直人

 アルコール関連障害対策基本法関係者会議のワーキンググループで行ったプレゼンテーションのパワーポイントをホームページに掲載するにあたり、経過を報告します。
 基本法関係者会議は、久里浜医療センターの樋口院長を座長とする全体会と3つのワーキンググループで現在行われており、今年度中に国の基本計画を策定する予定です。ワーキンググループはASK代表の今成さんを座長とする「教育・誘引防止・飲酒運転等ワーキンググループ」、肥前精神医療センター院長の杠先生を座長とする「健診・医療ワーキンググループ」、北海道立精神保健福祉センター所長の田辺先生を座長とする「相談支援・社会復帰・民間団体ワーキンググループ」に分かれています。

 ASW協会では、今回、基本法への対応の検討を行うために、理事会の決定に基づき、4月初旬にアルコール健康障害対策基本法委員会を立ち上げました。委員には会員より岡﨑直人(さいたま市こころの健康センター)、稗田里香さん(東海大学)、上野千恵さん(久里浜医療センター)、非会員より佐原まち子さん(日本医療社会事業協会)にお願いしました。委員会では骨子案をまとめ、会員に対して郵送とホームページ上から意見を募集しました。3名の方から以下のような貴重なご意見とご質問をいただきました。
 「複数のワーキングでのプレゼンテーションができないか」「プリペイドカード問題に対する慎重な表現」「精神科ソーシャルワーカーについての言及」「具体的に『アルコール関連問題支援について相当の経験を有する精神保健福祉士、社会福祉士、保健師又は作業療法士が行うこと』という文言を入れる」「各市町村に配置の基幹相談支援センターごとにアルコール関連問題に精通した相談員の配置」「『アルコール依存症は直った』…と宣言出来る業務の独占をSWに与えるべき」
 ご意見に対して具体的に回答したものやプレゼンテーションに反映させたものがありました。時間的に余裕の無いスケジュールにもかかわらず、ご意見をお寄せいただいた方々、どうもありがとうございました。

委員会は、プレゼンテーションまでに1回開催し、主にメールによって意見交換とプレゼンテーション案の作成を行い、理事会の意見も入れて完成稿としました。

プレゼンテーションは、5月25日の「相談支援・社会復帰・民間団体ワーキンググループ」で、委員の岡崎がさせていただきました。当日、社会復帰施設のプレゼンテーションを行い、当協会会員でもある佐古さんにもパソコンの操作でお手伝いいただきました。当日は他にも全国マック協議会の井上茂さんがプレゼンテーションを行い、その後はテーマに沿ってディスカッションがありました。当日の議事録は下記の内閣府のホームページにアップされますので、ご覧下さい。
http://www8.cao.go.jp/alcohol/kenko_shougai_kaigi/index.html

 今後は、プレゼンテーションに中に盛り込んだ以下の要望案を、他のソーシャルワーカーの団体などと協力して、国にあげていくことを検討していく予定です。

  • 1 アルコール健康障害に対するソーシャルワーカーの人材養成・育成の開発・推進・研究
  • 2 アルコール関連問題に対応する具体的な相談窓口として「アルコール問題相談センター」の設置
  • 3 多様な場で身近に相談できる機能の充実、アルコール関連問題に対応できる「回復支援ソーシャルワーカー」の必置

 協会は今後も基本法の動向について関心を持って、この好機を生かしていきたいと思っておりますので、ご意見やご希望のある会員は、ぜひ事務局までご連絡ください。

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