開催日時 | 平成26年2月2日(日) 9:00~11:00 |
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場所 | 名古屋市/日本福祉大学中央福祉専門学校501・502教室 |
1. 会長挨拶
岡崎会長より挨拶。
法人化に向けては、平成22年の総会で決議されている。足掛け5年かけて準備をして、今日を迎えた。会員の皆さん、理事の皆さんとで準備を進めてきた。この間、協会の活動としては東日本の支援も継続して行なわれている。また、平成25年12月7日臨時国会において「アルコール健康障害対策基本法」が制定され、アルコール関連問題に光が当てられてきている現状がある。その風を受け、また活動していくことができると思っている。
皆さんと一緒に、協会を作っていきたいと思っている。
2. 議長団選出および議長挨拶
高橋氏より議長の立候補を募るが、自薦他薦ともなく事務局からの指名とする。
名古屋市役所障害企画課・榊原聡氏と久里浜医療センター・前園正樹氏の2名。両名議長着任挨拶。
3. 定足数報告
総会に先立ち、事務局より出席数と委任状提出数を報告。
全会員数262名(正会員)に対し、本日の出席と委任状合計163名。過半数を認め今臨時総会の成立を確認。
4. 議 案
本日の議案について、議長・前園氏より採決の方法の確認が行なわれる。
挙手、拍手、もしくは記名・無記名投票の4種による方法のうち、今総会は挙手で行なうことを提案。会場から拍手多数を認め、挙手での採決と定める。採決は、否決・保留・賛成の順で行なうことが確認された。質問、発言の場合は、氏名、所属(支部、勤務先)を明らかにする旨も確認された。
谷口理事より、議案説明。
【以下、議案書(P3~の説明】
会長からも先ほどありましたように平成22年度に「法人化」ということが検討課題に挙がり、足掛け5年間かけ準備を行なってきた。
昨年5月26日の臨時総会においては、法人化する正式な決定がなされ、それを受け準備を進めてきた。折しも「アルコール健康障害対策基本法」が成立し、ASW協会が法人になっていないと具合が悪い、その法によっては、今後いろんな事業を受託していく可能性も出てきたと言える訳で、法人でないと具合が悪いだろうという風にも考えている。その機会を逃さない形で偶然だが法人化できるようになってきたのではないか、と考える。単にお金が動くということだけでなく、ソーシャルワーカーとして社会に対して責任を持った活動ができるということでもある。ASW協会が必要な発展を遂げるための節目の総会であり、その節目となる議案を提案させて頂く。
今回の議案はいくつかの項目があるが順に説明を行う。
1. 現在の日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会が解散することについて
今年3月31日をもって、現在の任意団体の日本アルコール関連問題ソーシャルワーカーを解散し、これまでの活動は、一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会に継承する。法人格のない団体は解散し、活動は新法人に引き継いでいく。
これは、解散議案となるので、昨年の臨時総会で私たちが規約改正をしたところの全会員の3分の2の賛成がなければ解散はできない、ということになっているので書面表決を含めた賛成が3分の2得られるかどうかによる。
2. 解散が決まればお金の問題だが、現在所有している財産を一般社団法人に寄付するという形で継承する。寄付はするが3月31日をもって清算が全て終わるということは考えにくいので、清算がきちんと終わるのは、6月位だと考えている。その意味で、全部を渡すということができないため、その一部である80万円を先に運転資金として新法人に渡す。清算が終わった後に残りのお金を全て新法人に移すという2段階の手続きを取る。
3.解散に伴う清算人については、責任持って行なって頂く必要があり現会長の岡崎氏を指名したい。
4.清算、結了処理の日程については、解散日より概ね3ヶ月程度の期間をもって清算し、清算した結果を報告する結了総会を開催する。これは、司法書士から結了総会を開いた方が良いという助言をもらって開催することを議案とした。結了総会に合わせて新法人結成の記念式典みたいなものを持ちたいと思っている。日程や具体的な内容については詰めきれていないので、4月位にお知らせしたいと思っている。
5.一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会の設立について
4月1日付で一般社団法人を設立する。一般社団法人は登記によって設立となる。今回の総会で決定がされれば4月1日に新法人の設立の登記を行なう。登記に当たっては、事務の簡素化のため、下記の通り登記する。
①定款案 別紙の通り
②設立時社員
岡崎氏、佐古氏 2名とする
設立時社員に名前を挙げるということは、その人の住民票の提出などを要し住所まで登記することになる。現会員を全員設立時社員として挙げることは好ましくないと考え、この2名のみを当初社員とする。
③設立時役員
岡崎氏(代表理事)をはじめ現理事で継続の意思確認ができた人
こちらは住所の登記などは必要ないので名前だけ登記する形となる。
6.一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会への入会について
現在、既にASW協会の会員である方の新法人への移行は、新法人への入会申し込み手続きを省略したい。その場合の入会金は、これを免除する。但し、新法人への入会を希望しない会員があれば、3月31日までの間にその旨を申し出てもらうこととしたい。この総会が終了後、会員には総会報告とともにその旨をアナウンスをしていく予定。
7.定款案の承認について
昨年秋から会員に示し、議論してもらい必要な修正をしてきた。協会規約からの大きな変更はない。但し、法令に定められた必要な項目については盛り込まざるを得ないということで出来上がったのがこの定款案である。基本的には、今示している定款案で登記をしたいと思っているが、登記の段階で修正が行なわれる可能性もないとは言えない。登記にあたって公証役場・法務局等の指示により、もし部分的な修正の必要があればその判断は会長に一任してもらいたい。大きな内容変更はせず、あくまでも一部修正のレベルということで検討して頂きたい。
皆様から意見、質問があればお受けした上で、以上7議案について一括で採決をお願いしたい。
次に、佐古理事より定款案について補足説明をお願いする。
佐古理事より、定款案の修正について説明。
定款案の会員資格について
第7条
(3)準会員について
1 短期大学の短、が抜けていた。
3 準会員は正会員の資格を満たした場合は「自動的に正会員となる」とあるが、「申し出によって正会員になることができる」に修正する。
<質 問>
なし
<採 決>
書面評決数の確認。
会員数262名(3分の2:175名)に対し189名の書面評決回答が提出されている。本日の出席者の25名のうち、慎重に書面回答とのダブルカウントを除外した3名を加え192名。このうち採決には加わらない議長2名を除き、計190名の賛否を以て採決を諮ることを確認します。採決は挙手で行ない、順に反対、保留、賛成の意思表示を求めます。
反対:0
保留:0
賛成:25名
<票の確認>
議長より採決の結果報告。
書面評決と合計で反対2名、保留5名、賛成180名。無効(未記入)3名。計190名という結果になりました。
出席・書面評決合計で賛成180名。全会員数の3分の2以上を認めます。よって本議案は成立致しました。
5. 議長団解任
以上を以て本総会の審議終了し、議長2名解任される。