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平成25年 通常総会報告

開催日時 平成25年11月3日(日) 9:00~11:00
場所 札幌市北区8条西3丁目
札幌市男女共同参画センター(エルプラザ)

司会 谷口理事より、議長選出するも立候補はおらず、関東支部 井上氏、関西支部 須尭氏が選出される。
*井上氏より定数報告
委任状130名、出席者29名、計 159 名であり、会員の半数以上である事から総会は成立する事を報告される。

【第1号議案】
日本アルコール関連ソーシャルワーカー協会平成24年度活動報告に関する件について各理事より報告を行う

1) 全国研究大会(名古屋大会・理事会運営について) 藤田氏から報告
2) 広報事業

  1. ASW通信事業 野沢理事から報告
  2. ホームページ通信事業 谷口理事から報告

3) 研修事業 橋本理事から報告
4) 社会保障制度に関する協会の対応 谷口理事から報告
5) 特別事業(被災者派遣事業) 藤田理事から報告
6) 法人化準備委員会(法人化ワーキングチーム) 佐古理事から報告
7) アルコール関連問題基本法について 小関理事欠席の為、藤田理事から報告
8) 理事会・常任理事会・臨時総会の開催 藤田理事から報告

⇒第1号議案について質疑無く承認となる。

【第2号議案】 平成24年度収支決算に関する件  藤田氏より報告

【訂正】
第2号議案について、配布資料に“平成24年度決算報告”と記載があるが、正しくは“平成24年度決算報告・監査報告”である。
【補足】
協会事業費(HP)について予算が80,000円である事に対して決算が196,170円となった件について、前任の会計担当が病欠に伴い支払いが遅れ、結果3年分の支払いを行なった旨を説明する。
【質疑】
本来、『収支合計の予算』の金額と、『支出内訳の予算』の金額が同額で無ければならないが、誤差がある事について。
⇒支出予算の表計算に間違えがあった事を説明する。表示金額の誤差については、改めて協会ホームページにて訂正したものを掲載する。
⇒その他、質疑無く承認となる

【第3号議案】
法人化に当たっての解散総会の決議について 谷口氏より報告

今後の大まかな予定について、平成26年2月2日 名古屋にて臨時総会を行い解散について決議し、同年4月1日付けにて登記を行い新法人設立とする。しかし、4月1日時点で全ての清算が済む事は考えにくく、清算が済み残余財産を新法人が引継ぎを行った後に、同年6月もしくは7月頃に結了総会を予定している事を報告する。

定款(案)について送付した資料の訂正と補足があり、佐古理事より報告。

【補足】
初めに新法人設立にともない、『一般社団法人日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー』から『一般社団法人日本アディクション関連問題ソーシャルワーカー』へ名称変更をした方が良いとの意見が上がっている事について、検討中である事を報告する。

第1章 総則

第3条

【訂正】
(2)
誤 『アルコール関連問題にかかわる医療および福祉に関する福祉にたずさわる専門ソーシャルワーカーの』
正 『アルコール関連問題にかかわる医療および福祉に関する福祉にたずさわる専門ソーシャルワーカーの相互交流。』

(4)調査及び研究事業⇒誤って太字となっている。

第2章 会員

【補足】

  • 今まで会員であった方で、新法人の設立に伴い会員資格が無くなってしまう方に対しても現在の規約を踏襲し、退会者が出ないように臨時総会で議論していく事とする。
  • 準会員について、以前送られた定款(案)には準会員を削除したものの、現実として準会員の申し込みが多数ある事から、今回の定款(案)に記載する事となる。
  • 名誉会員の扱いについて以前から扱いが不明瞭であった事から、定款(案)に記載されている内容に合わせて、名誉会員は正会員以外で本協会に特別な貢献をした者である事を説明する。
  • 名誉会員には会費及び議決権が無い。準会員は議決権のみ無いものとする。

【訂正】

第8条

誤 『正会員として・・・・』
正 『正会員及び準会員として・・・・』

第9条

誤 『正会員・・・・』
正 『正会員及び準会員・・・・』

第3章 総会

【補足】
第20条-2において、『総正会員の議決権の3分の2以上にあたる多数をもって行う。』の記載について、この総正会員は会に出席した者を示しているのか?
⇒出席者だけではなく、書面表決を含む総正会員を示す。

【訂正】
第22条

誤 『正会員の全員が・・・・』
正 『正会員の・・・・』

第4章    役員

【訂正】
第26条 理事及び監事は、総会の決議によって正会員の中から選任する。ただし必要があると認められた場合は正会員以外の者から選任する事を妨げない。
第26条-2 ・・・・、理事会において当該候補者を選定する事が出来る。
第29条-3 ・・・・、なお理事又は監事としての権利義務を有する。
第31条-2 ・・・・、理事会の決議を経て総会の議決を経なければならない。

第5章 理事会

【訂正】
第35条 (3)・・・・、その請求をした理事が招集したとき

第11章 定款の変更、解散及び精算

【補足】
第53条・第54条において、総正会員の3分の2以上という記載が無いが問題はないのか?
⇒第20条に記載があり重複しない為に、あえて記載しないものとした。

谷口理事より定款案は現在検討中のものであり、まだ確定したものではなく今後も見直しを行っていく事を説明され、会場から質疑応答を行う。

【質疑】
①定款(案)の中で会費の金額が記載されていないのは意図的であるのか?
⇒あえて記載をしなかった。これは司法書士からの提案でもあり、記載内容が変更するたびに定款の変更を行うと、その都度手続と費用が発生する。そのため「別に定める」という記載にて対応している。法人化に伴い経費が増える事は想定の上で検討しており、結果として会費の値上げをしなくても運営は可能と判断している。しかし、支出内容については今後も検討していく必要があり、例えば、理事の交通費は7割支給となっているため、理事会を開くたびに不足分を各理事が自己負担をしている。そのために収入の少ない会員や遠方の会員は理事になりにくい事が現状である。この件は法人化とは別に検討が必要である。続けて、年度の扱いについて、現在は9月~翌年8月末までを1年度としていたが、法人化後は4月~翌年3月までを1年度として変更していく。そのため会費については重複する期間が発生するため、現在検討中である。
②会計年度が変わる事について、予算などについてはどの様に考えているのか?
⇒基本的に今回の総会で承認頂いた活動方針と予算案は来年8月まで有効であり、理事会としては新法人においても継承していく事と考えており、その確認は臨時総会で行う。
9月からの活動方針や予算案については結了総会で清算報告と追加の活動方針や予算案を決め承認を得る事考えている。また、この結了総会後には設立記念式典として記念講演も予定している。
③収入が少ない等の理由から、若い人が理事になれない現状がある。そのため規約など細則については具体的にいつ頃に作成が可能となるのか?
⇒2月2日の臨時総会において規定や規約を示せれる形にしていきたいと考えている。
しかし、新法人として活動を始めるためには、4月1日に定款を登記できる状態にしておかなければならない。そのため臨時総会前にどれだけの規約や規定などが作れるかは未定である。定款では、・支部に関する規定・役員の選出規定(新法人の役員は現役員を継承する事で考えている。次回選挙は平成27年の総会前に予定である)・理事会の規定選挙について等があり、優先順位をつけて検討していく。
④定款の内容が変更する事によって、その都度登記の費用が掛かってくる。理事の名前住民登録等、内容が変更するたびに定款の登記をし直す手続きをするのか?
⇒第14章 附則に数名の記載欄があるが、設立時のサインは会長1名とし、役員も会長1名として登記を行う事とする。
法人化後1~3年は登記の変更は予想しているが、変更を行う事で出費が増え、その事が原因で会費が上がることは考えにくい。
⑤協会にいろいろな規定があるが、法人化後はどうなるのか?
⇒基本的には現在の規約などは検討したうえで継承する。しかし、法人化にともない事業要綱など書き直さなければいけないものもあるが、内容が大きく変わるものではない。法人化後も変更が必要なものがあればその都度、検討していく。
⑥具体的に定款の完成はいつ頃までを考えているのか?
⇒4月1日に全て完璧に仕上げる事は難しい。期限は未定だが順次検討をしていく。

【補足】
新団体になるにともない、入会の届出が必要。臨時総会から設立までの間に、入会したくない人のみ申し出を行い、それ以外の人は入会する事を検討している。
⇒その他、質疑無く承認となる

【第4号議案】
平成25年度活動計画に関する件について各理事より報告を行なう。

1) 全国研究大会

①平成24年度全国研究大会 大嶋理事から報告
【補足】
平成25年11月2日(土)、3日(日)札幌エルプラザにて10年ぶりに北海道で開催された。126名が参加し、被災地支援のリレートークが行なわれ、会員向けに協会としてどのような被災地支援をしているのかを報告することができた旨を説明する。
②平成25年度全国研究大会 増野理事から報告
【補足】
次回の全国研究大会は中・四国支部が担当し、山口県下関市で開催を検討している。日程は平成26年9月~11月を目途に1泊2日、土日または祝日を利用して開催予定となっている旨を案内する。

2) 広報事業

①ASW通信事業 野沢理事から報告
②ホームページ通信事業 谷口理事から報告

3) 研修事業

①スーパーバイザー養成事業 橋本理事から報告
②地域活性化・協会研修事業 橋本理事から報告

4) 社会保障制度に関する協会の対応 谷口理事から報告

5) 法人化準備委員会 谷口理事から報告

6) 特別事業(被災地派遣事業) 藤田理事から報告

【補足】
基礎研修のグレードアップをした研修を平成25年11月、12月、平成26年1月に岡崎会長、岡田氏を講師として実施予定となっている旨説明する。

7) アルコール関連問題基本法について 小関理事欠席の為、藤田理事から報告

8) 事務局運営 藤田理事から報告

【補足】
①理事会・総会の開催
予定日程 平成26年1月 常任理事会
平成26年2月2日 臨時総会(名古屋)
平成26年5月、6月、7月のいずれかで結了総会(関東)

②事務局業務の見直しについて、法人化に伴い事務局業務の引き継ぎにあたり、随時事務局員で業務の見直しと効率化を検討していく事とする。
③東北支部 斉藤理事より11月3日付けで退任届けが提出 理事会で承認され、総会での承認を依頼する。
⇒第4号議案について質疑無く承認となる。

【第5号議案】
平成25年度収支予算に関する件 藤田理事より報告

【訂正】
①配布資料の予算案の期間
誤)平成25年9月1日から平成25年8月31日
正)平成25年9月1日から平成26年8月31日

②前年度実績の収入合計金額
誤)\2,759,895
正)\2,875,895

③前年度実績の支出合計金額
誤)\2,643,024
正)\2,875,895

【補足】
①一般会計について
次年度は繰越金が大幅に減少する。
事務局活動費→事務局員の交通費、臨時総会などが予定されているため\120,000を計上する。
協会活動保障費→理事の全員分の交通費を全額支給するのは難しいため、原則7割支給とし、\1,500,000を計上する。
支部活動援助金→増野理事より今年度中の研修に申請があった為、\50,000を計上する。
研究大会援助金→札幌大会の援助金の為、\150,000を計上する。
協会事業費(研修会)→橋本理事より会場費などの申請があった為、\160,000を計上する。
その他→アルコール問題連絡協議会の参加費として\10,000を計上する。
収入よりも支出が大幅に上回っている為、特別会計からの補填を行なう旨を説明する。

②特別会計について
【補足】
・一般会計の補填として469.,089円
・被災地支援追加分→今後2回を予定している為、1人\50,000とし\100,000を計上する。
・法人化検討経費→司法書士への報酬として\300,000を計上する。
⇒第5号議案について質疑無く承認となる。

【第6号議案】 その他

会場から質疑等無し。
各支部活動報告については各自資料を確認して頂くよう須尭議長から説明がある。
司会 谷口理事より議長団解任について報告するとともに、平成25年度通常総会閉会の挨拶があり、終了となる。

文責 事務局 藤田

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協会に関する問い合わせ、後援依頼等は以下のアドレスまたは住所にお願いいたします。
〒239-0841 神奈川県横須賀市野比5-3-1
独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター内 医療福祉相談室
日本アルコール関連問題ソーシャルワーカー協会事務局担当宛
japanasw@gmail.com
なお、研修に関するお問い合わせは、研修ごとに設定されている申込先のメールアドレスにお願いいたします。