アルコール依存症は、慢性で進行性の病です。放置すると、健康問題、貧困、家庭不和、自死、虐待、ドメスティックバイオレンス(DV)、介護、犯罪、飲酒運転などの社会的問題が深刻化する可能性が高くなります。しかし、アルコール依存症は、「見ようとしないと見えない」問題であることから治療や支援に 結びつきにくく、悲惨な状況に陥りようやく病気と知ることも少なくありません。
2014年に施行されたアルコール健康障害対策基本法は、「自業自得」のスティグマを張られた飲酒問題を、国、地方自治体、酒類販売者、医療従事者、国民等が責任を持って取り組む社会の問題として位置づけました。法律の目的を達成するために、アルコール依存症の渦中にいる人々にアウトリーチする専門職への期待が高まっています。この研修では、アルコール依存症が見える眼鏡を持ち(早期発見)、苦しむ人々や家族につながり(早期支援)、回復の資源につなげる(連携)方法を身につけ、支援力が向上することをお手伝いいたします。
今回、当協会が2016年より開催しておりましたソーシャルワーカー向けの研修を、ご要望の多かったアルコール問題を抱える高齢者の支援者向けに1日間に凝縮して行うことになりました。高齢者のアルコール問題について学びたいとお考えの支援者の皆様、実際の現場で困難を感じている支援者の皆様のご参加をお待ちいたします。
【開催会場 】
ウインクあいち1203
https://www.winc-aichi.jp/access/
【開催日時 】
2019年12月9日(月) 9:00受付開始
【申し込み】
申込受付開始
2019年10月7日
※申込受付完了の自動送信はありません。
※メールでお申込み後、数日以内にこちらから受講料振込先の詳細をメールにて返信いたします。
受講料振込完了順に、振込確認済みメール(受講証)の送信をもって受付完了といたします。
このメールを送信しただけでは、受付完了となりませんのでご注意ください。
【チラシデータ】
研修プログラム等の詳細は以下のリンクよりチラシのデータ(PDF)をダウンロードしてご覧ください