日時 | 平成29年10月26日(木曜日) 19:00~21:00 |
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テーマ | 地域活動支援センター ぼちぼちはうすの活動について |
講師 | 大梶山 都志夫氏 (特定非営利活動法人 神戸ぶどうの樹・地域活動支援センターぼちぼちはうす 施設長) |
司会・コーディネーター | 武輪真吾氏 (リカバリハウスいちご尼崎) |
場所 | うめだ市立総合生涯学習センター 第3研修室 |
参加費 | 300円 |
少しずつ秋も深まり、朝夕は肌寒い季節となりました。
会員の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
9月は「救護施設ホーリーホームの依存症をもつ人たちへの対応と、そこから見えてきたもの」をテーマとし、ホーリーホーム依存症専任担当をしておられる森 渚氏におこし頂き、救護施設の中でアルコールや薬物依存症や摂食障害をもつ方々との関わりや繋がりを通して、救護施設と言う機関の中でどのように支援していけば良いのか、支援者として感じて来られた様々なこと、また救護施設として依存症専任担当を設置するに至った経緯などを、お話しいただきました。 自分自身、支援者として何を大切にしたいのかと、考える貴重な機会を頂くことが出来ました。参加者は11名でした。
さて、10月の月例会は神戸市須磨区で依存症者の回復支援を行っている「地域活動支援センターぼちぼちはうす」の所長 梶山都志夫氏にお越しいただきます。ぼちぼちはうすは山陽電鉄板宿駅から徒歩5分程度の商店街の中にあり、ミーティングを中心とした日中活動プログラムの提供、依存症に関する相談業務、また依存症に関する予防啓発活動を行っておられます。所長である梶山氏は依存症専門病院退院し、数年後ぼちぼちはうすに入職されました。以降、18年の長きにわたり、地域で依存症者の回復支援にご尽力され、現在もご活躍されています。
今回の月例会では、梶山氏の依存症当事者としての体験談を含めた自己紹介、ぼちぼちはうすの成り立ちと活動の紹介を行っていただきます。また、後半は利用者の事例報告をいただき、全体を通しての質疑応答や参加者の皆様との ディスカッションを予定しております。地域での回復支援の取り組みをお聞きし、依存症者にとって必要な資源や支援ネットワークのあり方を考える機会としていただければと思います。お忙しいことと思いますが、みなさま、多数のご参加をお待ちしております。