日時 | 2019年3月28日(木曜日) 19:00~21:00 |
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テーマ |
クラフト体験談を聴く |
講師及び 話題提供 |
松浦千恵氏 (安東医院・精神保健福祉士) |
場所 | 難波市立市民学習センター 第1研修室 |
参加費 | 300円 |
早春の候、会員の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
2月の月例会は、『精神保健福祉相談員のお仕事-大阪市住吉区役所(保健福祉センター)の場合-』をテーマに、大阪市住吉区保健福祉センターで精神保健福祉相談員として、日々さまざまな方々を支援しておられます宮成優子氏にお越しいただき、宮成さんが取り組まれている日頃の支援そして、多くの方への支援を通して感じておられることなどについて、お話しいただきました。
「役所の精神保健福祉の担当者って、どんな仕事をしているんだろう?」「こんな事頼んでもいいのかな?」と思われたことと思いますが、それらの疑問を少しでも解消できる時間になられたのではないかと思います。参加者は19名でした。
さて3月度の月例会は、『家族支援』をテーマにしたいと思います。
コーディネーター・講師である安東医院、松浦さんより
昨年から京都府断酒平安会左京支部の家族の方々と一緒に「クラフト」を使った勉強会をしてきました。クラフトプログラムは、科学的に立証された行動原理を用いて、愛する人の物質乱用を減らし、治療へと向かわせることを目的としたもので、本人と家族の肯定的なコミュニケーションを可能にすることと、家族自身のセルフケアの獲得を目指します。本人を治療につなげたいと思っているご家族のみならず、本人が現在治療や自助グループに繋がっていたり、断酒はできていたりするものの、本人との関係がうまくいかないと感じているご家族にとっても活用できるものです。
今回、一緒にクラフト勉強会を作ってきたご家族の方に来ていただいて、クラフトを実践する中で感じてきたことや、変化してきたことをお話していただきます。「クラフト体験談」を聞くことで、クラフトがどのように効果的であるかを知っていただき、実践の中でできることを一緒に考える機会になればと思います。
また、2019年1月に京都府断酒平安会家族会「みやび」が発足しました。今回は「みやび」の会員としてお話をしてくださいますので、家族会「みやび」についてもみなさんに知っていただきたいと思います。
ご多忙のことだと思いますが、多くの参加者のみなさまと一緒に学び、考えるお時間としたいと思いますので、ふるってご参加のほど、よろしくお願いします。